チューンアップ・コンシェルジュ/SNOWBOARD

チューンアップ・コンシェルジュ

一口に”SNOWBOARD”と言っても、『アルペン(ハードブーツ)』と『フリースタイル(ソフトブーツ)』に大局化され、その『フリースタイル』にも様々な志向があります。
そこで、ピステは今までの経験とテスト・ライダーやアフェリエイト・ライダーの声から、そのスタイル(志向)別に弊社のチューン・メニューをお薦めしたいと考えました。
名付けて『チューンアップ・コンシェルジュ』!

concierge

style:FREE RUN(ピステ訳:一般自由滑走)

おもに整備されたコースを滑走。

初級者~上級者の基本的なスタイル。

JSBA(日本スノーボード協会)のバッジテストなど、滑走技術に対する認定制度あり。

極めつけは、カービングのマスターでしょう。

TUNE-UP POINT

・初級~中級者においては、特別な仕様は不要。⇒ スタンダード・タイプ
・上級者は、エッジの角度やストーンフィニッシュ加工でこだわる。⇒ オーダー・タイプ

style:JIB(ピステ訳:スノーパーク滑走)

キッカー(ジャンプ台)を自分のスタイルでキメる(ワンメイク)するもの。
ストレートに抜けながら飛ぶ、回転しながら飛ぶなど、いくつもの「技」がユニークな名前であります。

ハーフパイプは、この”AIR”と”SURF RIDE”の統合演目のロケーションではないでしょうか?

TUNE-UP POINT

・初級~中級者においては、特別な仕様は不要。⇒ スタンダード・タイプ
・上級者は、スピードが高さの生命線!ストーンフィニッシュ加工で加速。⇒ オーダー・タイプ

style:AIR(ピステ訳:跳躍滑走)

キッカー(ジャンプ台)を自分のスタイルでキメる(ワンメイク)するもの。

ストレートに抜けながら飛ぶ、回転しながら飛ぶなど、いくつもの「技」がユニークな名前であります。

ハーフパイプは、この”AIR”と”SURF RIDE”の統合演目のロケーションではないでしょうか?

TUNE-UP POINT

・初級~中級者においては、特別な仕様は不要。⇒ スタンダード・タイプ
・上級者は、スピードが高さの生命線!ストーンフィニッシュ加工で加速。⇒ オーダー・タイプ

style:GROUND TRICK(ピステ訳:低速円舞滑走)

比較的斜度の緩い整備されたコースにおいて、飛んだり、回ったり、あてこんだりするもの。

基本的には「これ!」という定義はないので、パーク以外でやるトリックという理解でいいと思います。

くれぐれも、目が回らないように(笑

TUNE-UP POINT

・全般に特別な仕様は不要だがノーズとテールのダリングはしっかりと。⇒ スタンダード・タイプ
・それでも、ひっかかりが気になる場合は、ベースエッジを3~4度に。⇒ オーダー・タイプ

style:SURF RIDE(ピステ訳:地形滑走)

バンクや、ウェーブなどの造作的コースから自然の地形を生かしたコース横の壁などを、サーフボードで波乗りするように滑るスタイル。

“グラ・トリ(グランドトリック)”とのコンビネーションは目を惹くでしょう!

TUNE-UP POINT

・全般に特別な仕様は不要だがノーズとテールのダリングはしっかりと。⇒ スタンダード・タイプ
・それでも、ひっかかりが気になる場合は、ベースエッジを3~4度に。⇒ オーダー・タイプ

チューン各工程とその効果について

ベースエッジ・ビベリング

雪面とエッジのコンタクトを緩慢にし、スキッディング(ずらし)をしやすくするために、ベース側のエッジに傾斜角をつけるもの。
角度が大きくなるほど、雪面の緩衝を受けにくく、初級者に多い「逆エッジをくらう」ことも少なくなる。
※最近では『ロッカーボード』、いわゆるエッジではなくボードの形状自体に傾斜角をつけて、「ひっかかり」を解消するものも人気となっている。
ビベリング効果の副作用(?)としては、ハードなバーンでのグリップ性能は著しく低下する。(ボードをしっかり雪面に角付けられないとカービングターンなどは難しくなる)

TUNE-UP POINT

・初級者は、ビベリング角を大きくする。(3~4度)
・JIB、グラトリ系の滑りも、ビベリング角を大きくする(2~4度)

サイドエッジ・シャープニング

雪面とエッジのコンタクトを鋭敏にし、ターンにおけるエッジのホールド性能をあげるもの。
エッジのサイド側から角度(89度、88度…)をつけるもので数値が小さくなるほど、より鋭角エッジの仕上り角となる。

たとえば、ベースエッジを1度、サイドエッジを88度した場合、(90+1)-(90ー88)=89度の最終仕上りとなる。

TUNE-UP POINT

・初級者は、90度がお薦め。
・アルペンボードでない限り、採取仕上がり角を90度以上の鈍角に仕上げる方が、あらゆるシーンで扱いやすい。

ストーンフィニッシュ

ストーンフィニッシュ、またはストラクチャー・メイクと言われ、滑走面を専用の砥石を回転させ、微細な溝を施す加工。

雪面と滑走面との間に発生する「水膜」をこの微細な溝で制御し、滑走性能を高めるもの。
溝のパターンは無限にあり目的に合わせて加工される。

 

TUNE-UP POINT

・より滑る、より走る滑走性能を求める方にお薦め。
・スキッディングを多く用いる方には、この溝が抵抗となる。
・弊社推奨パターン:深さ0.04mm、斜めクロス

ワキシング

滑走面にワックス(蝋)を塗布・浸透させて、滑走性能
を上げる加工。
「蝋」と言っても、専用のものでなければ、効果は殆ど
ない。液体、ペースト、固形とあり、それによって加工
方法が違う。
液体(およびスプレー)やペーストのものは、塗布する
だけでほぼその性能が発揮できる。
固形のものは、一度専用のアイロンで100℃~140℃の
熱を加え溶かし、滑走面に浸透させる。その後、冷えて
固まるのを待ち、スクレーパー、ブラシで余分WAXを
除去する。
持続性は、アイロンで加熱するものが秀でている。
また、雪温別のもの、フッ素を含有したものなどある。

ワックス・フューチャーは、この加熱式の作業をゆっくり低温度(約80℃)の赤外線で加工するもので、その浸透性と持続性は多くの評価を得ている。

TUNE-UP POINT

・なんといっても、ワックス・フューチャーがお薦め。

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